プロキシ図形につきましては、
AutoCAD Mechanical の特定のコマンド(幾何公差等)で作成された図形となります。
プロキシ図形のままでは編集が行えません。これはAutoCADも同様です。
回避方法と致しましては下記のどちらかの手順となります。
- プロキシ図形を分解する
(複数存在する場合は、クイック選択等でプロキシ図形のみを選択すると一括で行えます)
- 一旦R12形式で保存し、元の形式で保存する
(R12形式ではプロキシ図形が扱えず、ブロック図形として保存されるため)
※BricsCAD V20(Pro以上)から下記の設定を[オン]にする事で専用図形として読み込み、移動やコピーが可能となります。
「メカニカル2Dイネーブラー/メカニカル2Dエディター(LOADMECHANICAL2D)」
なお、デフォルトの設定ではプロキシ図形を含む図面を開くと警告メッセージを表示して知らせます。
下記の操作で警告メッセージを表示しない設定にすることが可能です。
(操作)
1. メニューの[設定]-[設定]より「設定」ダイアログを開きます。
2. 下記項目を展開します。
[プログラムオプション]-[開く/保存]-[プロキシ注意]
3. 「□プロキシの警告を表示」のチェックを外します。
4. ダイアログを閉じ、動作を確認します。